岐阜工業株式会社
技術
NETIS

ラップアングル表面をスキンプレート面より内側に移動させて足付きダミージョイントを用いたセントル(ノンラップセントル)

説明

NETIS登録番号:CB-190012-A

本技術はトンネル二次覆工工事においてセット時と打設時にセントルの既設覆工への接触を防止するものです。
従来のセントルには接触を防止する機能はありませんでした。
本技術の適用により、セット時の過度な接触や打設中の変位によるクラックの発生を防止できます。

概要


NETIS登録番号:
CB-190012-A

概要:
①何について何をする技術なのか?
・トンネルの二次覆工工事において、セット時と打設時のセントルの既設覆工への接触に起因するクラックの発生を防止する技術です。
従来はセット時の接触や打設中のセントルの変位等によりラップアングルが既設覆工に接触する事を防止する機能はありませんでしたが、ラップアングルを表面が既設覆工に接触しないスキンプレート面より内側に位置に変更し、足付きダミージョイント(ゴム製面木)と高さ確認用スポンジによってコンクリート漏れ防止能力と位置決め能力を維持しました。

②従来はどのような技術で対応していたのか?
・ラップアングルは表面がスキンプレート面の延長線上に来るように設計されており、ラップアングルと既設覆工との距離を目安にセントルをセットしていました。
ラップアングルは鋼製で、セット時にラップアングルを既設覆工に当てたり、打設中にセントルが変位したりしてラップアングルが既設覆工に接触すると既設覆工にクラックが発生する可能性がありました。

③公共工事のどこに適用できるのか?
・トンネル工の二次覆工工事

新規性及び期待される効果:

①どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
・ラップアングルは従来、表面がスキンプレートの延長線に重なるように設計されていましたが、新技術においてはラップアングル表面をスキンプレートより20㎜内側に設計し、ラップアングルに同高さのスポンジ(高さ確認用スポンジ)を一定区間毎に設置しました。
これによってラップアングルと既設覆工の間に隙間を確保し、従来ラップアングルと既設覆工との距離を目安に行っていたセットはスポンジと既設覆工の接触を目安に行う事ができます。
・ダミージョイントを全周通して足付きとしました。
ラップアングル表面をスキンプレートより内側に持って来ると従来のダミージョイントの形状では既設覆工側に転倒しますが、足付きとする事で姿勢を維持する事ができ、従来と同等のコンクリート漏れ防止能力と溝型枠としての機能を確保することができます。

②期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・打設中にセントルが変位してもラップアングルと既設覆工の間の隙間で変位を吸収するため、変位時に既設覆工にクラックが発生する可能性を低減できます。
・スポンジと既設覆工の接触をセットの目安とするため、セット時に既設覆工にクラックが発生しません。

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